33年に1度、檀那寺である二上山両山寺の御本尊ご開帳が厳かに盛大に催される
前回、30年前の春、裏方として行事のお手伝いを致しましたが、大変忙しくご本尊を拝する機会を得られず残念でした。
次回こそは元気でいられたら、と期待しておりますが、その機会も早や2年半に近づいて参りました。
両山寺は只今、全てを建て替え中、雲海の美しい大樹に囲まれた自然の中で木造建築の痛みは予想以上に早かったのです。
仁王門、本堂に次いで現在、本坊の内装にかかっており、もうすぐ完成です。
本坊には美作七福神の大黒天が祀られています。
30余年前、その打敷を制作、奉納させて戴いておりますが、新しい建物に合わせて新たな打敷をと思い立ち、只今制作中です。
以前より、仏教美術、宗教美術には興味があり、拝観させて戴いて参りました。
特にチエンマイ(タイ)ルアンパバーン(ラオス)の寺院の装飾には感銘するものが多く心に刻んで参りました。
この経験を新しい打敷に生かしたいと奮闘中
完成まで一か月は気を緩められない作業が続きます。