正月2日 昨年から冬にかけて制作しました大黒天の打敷の納り具合を拝見と両山寺さんへ伺いました。
大黒様の下に程良く、荘厳に溶け込んでいて、自己満足です。
後日、ご住職が平成元年に私が奉納致しました打敷を持ってみえ、まだ愛着がおありで、何とかきれいにして、他の所に納めたいとの由。
すっかりデザインを忘れていましたが、大胆に切れのあるデザインと色彩で、制作時の若い勢を感じました。
30年の汚れはすごい! ですが何とか研究です。
厚手木綿で燭台や香炉の下敷を作っており、これはかなり傷んでおりますので、同じ植物で同じ図柄を再生です。
これだけ、傷み、汚れてもまだ愛着を持っていただいている事を制作者として、嬉しく、有り難く思います。