6月10日より11月21日迄開かれていたエストニアの主都タリン市内アダムソンエリック博物館での着物展 閉会に合わせ、大学の授業と博物館での公演が組まれ、今年二度目のエストニア訪問を果たしました。

コロナ禍の中、手荷物チェックの後、通関窓口の前で渡された紙に「不要不急の旅行はお控えください」とあり、相手国の入国審査も厳しい中、許可を頂いての出国故今更?といぶかしく感じました。

タリンから急行列車で2時間、芸術の都、タルトゥの芸大でも2日間、型染と絞りを教え、10年前に文化交流使として活動した大学でもあり、教授の作品に絞りの技法が生かされていて、文化交流の効果を実感しました。

今回は日本では学べない羊毛をフェルトに加工して帽子を作る技を学びたいとお願いして、エストニアアカデミーオブアートの教授と共に幅広くエストニアの伝統工芸を研究されているリナさんの工房で教えて頂きました。

 

惜しみなく熱意のこもった指導で気に入った帽子が出来上がり感動でした。