7月2日3日に恒例であった年に一度のワークショップを三年ぶりに開いた。

熱心な20名にのみ案内を送ったがほとんどが私と同年配
「癌が見つかり手術待、抗癌治療を行っている」と意外と元気な声での報告。
「先生は今も外国で大活躍、やっぱり化物じゃなぁ」と笑っている。

私とて小さい乍ら、ポリープ内在、心臓は弱い、彼女の病状、明日は我身と感じる。
昨年新聞で私の外国での着物展を知り喜んで電話を下さった私よりひと回り年上の女性は、あちらへ旅立たれた由。寂しい!

待ちわびて下さっていた面々がグループで或は一人で集り、Tシャツやスカーフ、のれん作りに勤しんだ。

午前中に1枚、午後に1枚、Tシャツを染めた人、午前中にスカーフ、午後はTシャツに挑んだ人、初日にスカーフを3枚染めたが、向かいの席の人が黙々と手の込んだ絞りを縫い、藪苧麻ではんなりのレンガ色にスカーフを染め上げたのが刺激になり、翌日もみえて、クシクシ梅花絞りをして、藪苧麻で染め、素晴らしいスカーフを作りました。

病院に着て行く(その位しか外出の機会が今は無い)と喜んだ方、詩の会に皆さんに披露すると手紙を下さった方。
久しぶりに気の合う人達との交流で私が一番元気をもらった。