今年は植物の成長より野生動物の活動が早い。
真冬は山中に居る猪が一月に私の畑に来て土や石を掘り返している。

前年、筍の被害に遭った場所。
落葉に覆われ未使用の畑上部は裏山から伸びて来た地下茎により、特上のあくの少ない筍が生える。
猪もその味を知ってしまったようだ。でも一月は早過ぎ、猪のIQは等と考えていたら、三月中旬再び同じ場所を掘り返している。
外気に触れた地下茎には筍は育たないのに…
10㎏近い石が動かされている。牙か手足か、猪はどう身体を使って重い石を動かしたのか?

 

敷地のあちこちに蒔いておいたうど菜の種が芽吹いて育っている。
菠薐草(ほうれん草)と半々で白和えにすると独特の風味が有り、春の味、お酒にも合う。

 

水気の多い日陰の土地に植えているこごみぜんまいは二週間後に期待。
その頃、我が家の筍も、と例年ならワクワク楽しみなのだが…
猪さん、我家の筍の味は忘れてねと願う。