地元野菜の直売所「物産センター」が閉店。
新築の美咲町役場の南側に新しく「産直きらり」が5月15日に開店した。
11時の開店前に着いたが店内はすでに人、人、人、レジかごも足りない。この田舎町では滅多にない人混みの中
「ゴメンナサイヨ」を連発でレヂに近づき、今、空いたばかりのかごを受取り、椎茸、キャベツ、ゴボウ、空豆等々、新鮮な野菜を入れ、レヂへの行列に加わる。

前に約150人、みるみる後に人が並び店内に曲がり連なる
「この町で最初で最後の賑わいね」と前後の人達と雑談でゆっくり待つ。
「お久しぶり、お元気そうね」と声がかかる。
笑顔で応答するが帽子にマスクでどなたかわからない、私は意外と適当なんだと自覚。

 

考古学者カーター博士の一団がエジプトでツタンカーメン王墓を発掘された時、エンドウ豆の種の入った壺も出土した。
アメリカの植物学者が発芽に成功、年毎に増やして東京での講演の折、参加者に5粒ずつプレゼントされた。
地元の農業高校の教師だった知人も受講され「珍し物好きだから」と私に2粒分けて下さった。45年程前の事です。
以後、種を絶やさぬよう毎年植付け
豆ご飯を楽しむ。莢は赤紫だが実は緑、多めの豆で炊いたご飯は最初、普通の豆ご飯だが保温で10時間待った、赤飯になっている。

莢を煮出して絹を染めると青味のグレー
ステキな色が出る。実を煮出した液で染めたらどうなるか。と思うがまだ試していない。
今年のものは友人や姉妹に送り、自分も楽しみ、もう無い
来年こそは!?