10月中旬 穏やかな日 画の参考にと津山市の鶴山公園に行った。スケッチブック持参も考えたが人に覗き見られるのは苦手なのでカメラだけにしたが拍子抜けするほど人が少ない。
桜の鶴山の賑わいも良いが 人気のない雑草が霜枯れを待つような城山の風情も捨てがたいと一人を楽しむ。

石垣の構成 桜の枝ぶり等を写し、どう図案化するかは宿題。
藤棚のベンチで休憩していた作業員の皆さんが太いロープと共に姿をけした。石段を下りて行くと高い石垣の中ほどで雑草を取り除く作業中だった。
風のない人も少ない垂直作業には絶好の日 広い城山の管理のご苦労を想った。
今年は柿が大豊作 鈴なりの枝が今にも折れそう。
友人達に配り 私も夜ごと50個の皮をむき二階の軒下に干す。


柔らかくなり飴色に変わったころ雨の日が続きアオカビが発生した。焼酎を霧吹きでかけるとカビが止まると知り準備して二階の窓を開けると大きな熊ん蜂が1匹我が物顔で甘くなった大きめの柿を突っついている。
平素は殺虫スプレーで追い払うが私の手には焼酎入りの霧吹き、仕方なく蜂めがけて噴射 逃げない!その上焼酎をたっぷりかけた柿に飛び移り突っついている。
暫く様子を見ていると次第に動きが鈍くなり隣の柿に飛び移れなくなり瓦の屋根にコロリと落ちた。
熊ん蜂は焼酎が好き、その上酔っ払う事が判った。
